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2018/06/02 観光

黒神埋没鳥居

本日は桜島にあります黒神埋没鳥居を紹介したいと思います。
黒神埋没鳥居は大正3(1914)年に発生した大正大噴火によって、黒神地区にあった腹五社神社の鳥居が軽石や火山灰によって埋め尽くされたものです。もともと3mあったという鳥居のうち、現在地上に見えているのは笠木部分の1mのみです。そして噴火の記憶を残すために現在も掘り起こされることなく噴火直後の姿がそのまま残されています。
鳥居自体はそこまで大きなものではないのですが、地面から2mもの高さまで軽石や火山灰が積もった証拠ともいえる埋没鳥居を見て当時の噴火の様子を想像してみると、そのスケールの大きさに圧倒されると思います。ぜひ一度桜島に訪れた際に寄ってみてはいかがでしょうか。