アールエヌティーホテルズ株式会社では、ボトムアップ型の経営をしており、社内にはスタッフ自ら主体となって行っている活動がいくつかあります。
スタッフが自ら活動することにより、自身の成長に繋げてほしい、そしてそれがホテルの成長にもなるという想いのもと、実施しています。
中でも、CS向上委員会とAAAプロジェクトという活動では、まとめ役を担う執行部もスタッフが担当しています。
それぞれの活動について、詳しくご紹介します。
※コロナ禍では一時中断している活動、新たな取り組みもあります。
CS向上委員会は、2004年のアールエヌティーホテルズ株式会社創成時に発足し今年で15年目を迎えたプロジェクトです(2019年現在)。スタッフがお客さまと会社のパイプ役になり、お客さまのご意見をホテル創りに反映し、顧客満足(CS)を向上させたいという想いのもと始まりました。
お客さまと一番多く接しているフロントスタッフ・レストランスタッフ・清掃スタッフが中心となり、よりお客さまに満足と感動を感じていだけるようなサービスやホスピタリティについて話し合い、それを具現化するための提案を行っています。
全室に消臭スプレーや携帯充電器を置くというサービスは、CS向上委員会から生まれたサービスのひとつです。
社員・アルバイトを問わず各店舗の代表を選出し、年2回程度全国から一堂に会し情報共有やディスカッションを重ねています。
入社1~2年目くらいのスタッフも店舗の代表として活躍しています。
AAAプロジェクトは、CS向上委員会が発足した1年後の2005年にSL(シフトリーダー)委員会として始まりました。
AAAの3つのAは、【Advanced(上級の・進歩した)】【Achievement(達成・偉業)】【Activity(活発・活動)】です。
進歩的な活動によって、目的を達成していくという意味を込めています。
活動内容は、店舗のオペレーションの統一やホテルで使用しているシステムの改善提案、マニュアルの管理などの従業員満足(ES)に関わるものです。
CS向上委員会と同様に、社員・アルバイトを問わず各店舗から代表を選出し、年2回程度全国から一堂に会し情報共有やディスカッションを重ねています。主に入社3~4年目くらいの時間帯責任者の経験があるフロントチーフが活躍しています。
リッチモンドアカデミーは2009年から始まりました。
自己流から一流になるために、社員・アルバイトを問わずすべてのスタッフの皆さんが受けられる接遇研修です。
全国5ヵ所で、各地区年に2回程度開催をしています。
研修は、入社半年~1年くらいのフロントスタッフ向け、時間帯責任者であるフロントチーフ向け、レストランスタッフ向け、清掃スタッフ向けと様々です。
インストラクターを務めるのは、実際にフロントやレストランで働いている、または働いていたスタッフの中で、特に接遇レベルが高いスタッフが担当します。そのため、ただ講義を受けるだけではなく、客観的な視点で自分自身を見たり、ロールプレイングを通して、より実践的な研修が受けられます。
また、インストラクター自身も社内養成研修等でスキルアップを図っています。
コロナ禍では、オンラインにて各店舗の取り組みを共有し合う「全国共有会議」を開催しています。
社内研修、リッチモンドアカデミーもオンラインにて全国のスタッフに向け開催しています。
2022年6月には久しぶりに地区ごとに集合し、販促会議を行いました。