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2024/03/17 リッチモンドホテル青森情報

青森伝統工芸品『こぎん刺し』のご紹介

皆さまこんにちは!
いつもリッチモンドホテル青森をご利用いただきありがとうございます。

本日紹介するのは、津軽伝統工芸品のひとつであり、日本三大刺し子のひとつでもある「こぎん刺し」についてです。

こぎん刺しとは布に温かさを与える伝統的な刺し子技法でございます。
江戸時代、津軽の農民達は繊細で擦り切れやすい麻の着物しか着ることが許されず、津軽の厳しく長い冬を快適にやり過ごすため、保湿と補強のため、麻布に木綿の糸で刺し子を施すようになったのが始まりです。

こぎん刺しにはいくつか種類があり、弘前より西の地方でつくられた模様が緻密で肩の横縞が特徴的な「西こぎん」、弘前より東の南津軽でつくられた粗目の麻布に刺したものが特徴的な「東こぎん」、津軽北部でつくられた3つの鮮やかな太い縞模様が特徴的な「三縞こぎん」の3種類があります。作り手同士で刺したものを見せ合い、互いにデザインを競っていくうちに刺し手の技術も向上していきました。

ロビーには様々なこぎん刺しがございます。それぞれの地方によって刺し方も異なるので、ホテルへお越しの際はぜひごゆっくりご覧くださいませ♪
 

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