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2025/03/09 1階レストランMODISH

Authentic and exquisite yet not flawless.(精緻で本物だが、まだ完璧ではない。)


Richmond Hotel 札幌大通のレストランスタッフは、今日も己に問いかける

この寿司は、食べる人の魂を震わすことができるのだろうか

このザンギは、果てしのない感動を刻み付けることができるのだろうか

"Exquisite and authentic yet not flawless."(精緻で本物だが、まだ完璧ではない。)

まだ、「何か」が足りないはずだ

札幌一、道央一、いや、何かの物差しには囚われすらしない、「朝食」への飽くなき探求

目指したのは、クオリティ・クアンティティの両方を高次元で融合させた、スペシフィックで先鋭的な食事体験

出来上がったのは、全ての品目に於いて妥協のない、満足のいく「朝食」だった

だが、まだ「何か」が足りない。

"What makes it flawless" (なにが「それ」を完璧にするんだ)

"Why is it not flawless that should be exquisite and authentic." (なぜ精緻で本物であるはずの「それ」が完璧ではないのか)

飽くなき探求の果てに到達する食の境地

無限の労力を厭わない、頑固で前時代的だが、稀有で誇るべき職人気質

常に時代のスパイラルと台風の目を走り続ける、机上論的な研究者としての立体的知的好奇心

完璧でない状態で完璧を目指すというそれ自体が、実際には動的に完璧なサイクルである

彼らはそれを無意識下で意識しているのかもしれない

"Exquisite and authentic yet not flawless."(精緻で本物だが、まだ完璧ではない。)

今日も明日も明後日も、"flawless"を目指してひた走るプロフェッショナル達

その営みは、終わらない

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