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2022/06/08 ■周辺情報■

太宰治ゆかりの地「三鷹」

日本近代文学好きの方は、6月に入ると思い出される方もいらっしゃると思いますが、
6月19日は太宰治をしのぶ「桜桃忌」に当たります。

太宰の終の棲家となった武蔵野の地、ホテルから最寄りのJR三鷹駅の周りには、
太宰のゆかりの場所が点在しています。
本日は、お勧めのゆかりの地巡りをご案内致します。

❶三鷹駅に到着されたら、まず南口のロータリーにある観光案内所で、
太宰治マップを購入し、訪問場所を確認します。
❷次に、駅前の商業施設「CORAL」5階「三鷹市美術ギャラリー」内に出来た、
住んでいた借家の再現「三鷹の此の小さい家」を見学します。
彼の暮らしぶりがうかがえます。
❸南の方へ15分程で、太宰や森鴎外のお墓がある「禅林寺」にたどり着きます。
❹しばし想いをはせ、そこから北東に歩くと、太宰の家があった下連雀に着きます。
家自体はありませんが、庭にあった百日紅の樹が、ほど近くの「みたか井心亭」に移植されています。
❺北にまっすぐ進むと玉川上水に当たります。
太宰最期の場所付近には、故郷青森の「玉鹿石」がひっそりとたたずんでいます。
❻今の季節アジサイのきれいな上水沿いを駅の方に向かいます。
❼途中で左に曲がると本町通りに「太宰治文学サロン」があります。
こちらでは珈琲を飲みながら、太宰の関連書籍に触れられます。
館内で販売しているマグカップや鉛筆・キーホルダー・クッキーなどを購入すれば、
家に帰ってからも、太宰文学の世界に浸ることが出来ます。
❽お帰りの前に駅から線路沿いに西へ向かえば、太宰が三鷹転居前に新婚生活を営んだ山梨の方角を
懐かしく眺められる陸橋が、そのまま残っています。
橋の上で太宰になりきりエモーショナルに夕陽を眺められます。

うれしい事に、太宰の家の再現展示も、文学サロンも無料で見学できます。
基本的にはどちらも月曜日が休館ですが、臨時休館もありますので、
いらっしゃる際はお気をつけくださいませ。
他、三鷹市のホームページにもいろいろ案内が出ています。

三鷹へお越しの際はぜひ、北口徒歩7分のリッチモンドホテル東京武蔵野をご利用くださいませ。



●三鷹市ホームページ
https://www.city.mitaka.lg.jp/dazai/dazaitomitaka/yukari.html

●観光案内所ホームページ
http://kanko.mitaka.ne.jp/about/accsess.html

●太宰治文学サロンホームページ
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/dazai/

●太宰治展示室「三鷹の此の小さい家」
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/dazaihouse/index.html

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