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2017/01/12 ■スタッフのつぶやき■
1957→2017:干支についてのお話
みなさんこんにちは! いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は干支について、ちょっとためになるお話をひとつしてみようと思います。
そもそも、干支って何かご存知ですか?
日本には年賀状という風習があるので、おそらく干支=十二支という風に考える方が多いのではないでしょうか。
しかしこれ、厳密には間違いです。
子(ね)で始まり亥(い)で終わる十二支というのは、干支という字の『支』の部分を意味します。
なので、十二支とは別に干支の『干』の部分を意味するものが存在するんですね。
それが『十干(じっかん)』です。
十干とは甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の漢字で表されるもので、干支というのはこの『十干』と『十二支』の組み合わせの事をいいます。
十干について詳しく書くととても長くなってしまうので、興味のある方は調べてみてください。
つまり、『干支(えと)』と言うのは本来、甲子から始まり、乙丑、丙寅……、という具合に十干と十二支の組み合わせで表すのが正しい用法なんです。
十二支に限定すれば12年に一度は子年が来る事になりますが、干支に着目すると最初の『甲子』が次にやってくるのは実に60年後(!)です。
この60年を一周することを、暦が還ると書いて『還暦』というんですね。
いかがでしょう。少しはためになるお話だったでしょうか。
ご存知の通り2017年は酉(とり)年ですが、先ほどの十干を交えて正確に表すと『丁酉(ひのととり)』の年です。
前回の丁酉の年は60年前、すなわち1957(昭和32)年なんですが、この年の出来事として、日本コカ・コーラが設立されたり、初めて五千円紙幣と百円硬貨が発行されたりしたそうです。
今年を占う上で、1957年の出来事は何か参考になるかもしれませんね。
何にしても、みなさまよい一年をお過ごしくださいませ。
以上、本日のスタッフブログでした!
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