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2019/02/04 RMD名古屋新幹線口情報局

いまこそ、(県営)名古屋空港!

いつもリッチモンドホテル名古屋新幹線口のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
大寒は過ぎ2月になりましたが、まだまだ寒い日が続いております。
お風邪などは召しておりませんでしょうか。

さて、突然ではありますが、名古屋市へのアクセスで使われる空港といえば?
きっと多くの方は「中部国際空港(セントレア)」が思い浮かぶことでしょう。
しかし、「名古屋空港」とお答えのあなた、ちょっとしたオールドファンかも?

愛知県春日井郡豊山町(名古屋市の真上)にあり現在は正式名称を「名古屋飛行場」としている(県営)名古屋空港ですが、ちょうど14年前、2005年2月16日までは多くの国内線・国際線を擁する東海地方最大の空の玄関でありました。
今でこそ地方空港の一つでありますが、ここにはもう一つの顔があります。
それは、日本の航空産業の中心であるという事。

かつて戦後初の国産旅客機として名を馳せた「YS-11」、初飛行の地は名古屋飛行場でした。
その後に製造された機体のうち、航空自衛隊美保基地に所属していたYS-11P「52-1152」機が里帰りし、空港隣接のあいち航空ミュージアムで展示されています。
そして、初の国産ジェット旅客機である「三菱MRJ」が同じ地で初飛行に成功し、まさにいま開発・製造が名古屋飛行場にて進められています。
空港横にある三菱重工のMRJ工場では工場・MRJミュージアム見学が行われていますのでご参加ください。

日本の航空機製造の歴史、そのほとんどが名古屋空港で体感できますので是非お越しくださいませ!
当ホテルからは、名古屋駅近くミッドランドスクエア前より出発の路線バスでのお越しが便利です。
●あいち航空ミュージアム 9:30~17:00(最終入館16:30)
https://aichi-mof.com/
●三菱重工 MRJミュージアム (完全予約制)
https://www.mhi.com/jp/expertise/museum/mrj/


歴史を堪能した後は、きっとおなかが空くことでしょう。
その際は名古屋空港内の商業施設「エアポートウォーク名古屋」へお越しください!
建物はかつての国際線ターミナルビルをそのまま活用したもので、航空機に搭乗するために使われたボーディングブリッジなどもほぼそのまま残されています。
思い出をお持ちの方でしたら、お食事のついでに当時を偲ぶ事も良いのではないでしょうか・・・
●エアポートウォーク名古屋
http://airportwalk.com/

日本エアシステム(JAS)が導入していたMD-90型旅客機の模型たち。
故黒澤明氏がデザインした特別塗装「クロサワレインボー」に塗られています。
日本エアシステムは2004年の日本航空との合併により存在せず、MD-90型も2013年に合併後の日本航空より引退したため、すべて過去のものとなってしまいました。
(あいち航空ミュージアムエントランスにて展示)